こんにちは、小野です。
6月の日商簿記検定も終了し、次回の11月に行われる検定に向けて勉強している方も多いのではないでしょうか。
そしてまた、
「11月までは待てないから、ネット試験に挑戦してみようかな」
と考えている方も多いかと思います。
実は小野、2021年5月に初めてネット試験に挑戦し、見事簿記3級の試験に合格しておりました。
【メリット】ネット試験はすぐ終わる!
小野は、2021年5月に行ったネット試験が人生で初めての簿記のテストだったので、
筆記試験と比較することできませんが、実際に感じたメリットをお話しします。
(筆記試験は義務教育でさんざん経験しましたしね)
ネット試験のメリットはこんな感じです。
- 好きな時に受けることができる
- 短時間で終了する
まさに、「時間に縛られたくない人」向けです。
小野の場合、簿記3級の勉強を始めたのが2021年の4月だったということもあり、
もしも、6月の筆記試験を受けるとすれば、
「2ヶ月間そのことを考えないといけない?」
と考え、さくっと終わらせてしまおうと思いネット試験を選択しました。
短期集中派の方には、良いテスト方法かと思います。
小野の勉強方法は、とにかく基礎を早く頭の中に入れ、問題集を解きまくって応用力を身につける方法です。
ですので、問題集を繰り返し解き過ぎてしまうため、問題に慣れ、後半はいつも怠けてしまいます。
それを防ぐためにも、絶世期で受験する必要がありました。
【デメリット】ネット試験はすぐ終わっちゃう?!
メリットでご紹介した通り、「時間」を重視する方には、
ネット試験を大いにお勧めするのですが、以下のデメリットに共感できる方は要注意です。
- 問題を早く解くことができない
- PC操作に慣れていない
従来の筆記テストでは、テスト時間が120分と設定されていますが、
ネット試験では60分となっています。
実は小野、このことについて事前に把握しておらず、
PCの端にある制限時間に疑問に思い、そこでやっと気がつきました…
また、筆記の場合は問題紙が手元にあるので、「これが出るのか!」と事前に把握することができますが、
ネット試験の場合「次のページ」を選択しない限りページが切り替わらないので、
「仕訳しなきゃ!」と焦ってしまいますと、問題把握を忘れてしまいます。(体験者は語るです)
他にも問題紙があると、重要な「日付」や「金額」に印をつけ、ふと目を外してもすぐにその部分を見つけることができます。
しかしネット試験では、問題文が画面に現れるだけなので、何度も読み返して数字を探してしまい時間ロスにつながります。
そもそも、全てのことがPC上の操作ですので、日常的にPCに触れている人ではないとなかなか難しいと思います。
【ネット試験の落とし穴】
ネット試験を受けた小野が、何より不便と感じたのは、
「電卓入力ができない!!」
電卓の持ち込みは可能なので、計算する時には困らないのですが、
PCにその金額を入力する時は、PCのキーボードからなので、
普段電卓の「00」というボタンに慣れている方は要注意です。
試験当日は私の他にも数人受験者さんがいたので、
「ダンダンダンダンッッッツ!!」
と、あちらこちらで「0」を入力する音が聞こえてきました。
小野は、「あ、みんな精算表を解いているんだな」って感じてました。
【結論】時間に余裕がある方は『統一試験』をお勧めします!
ネット試験は、本当に時間がなくて、さくっと合格を取りたい人向けです。
また、モニターを見ていると眠たくなってしまい、あまり集中できないという体質をお持ちの方は、きっと小野だけではないはず。
回答時間に気づくことができなかった小野は、テスト終盤から光の速さで問題を解き、
最終問題の金額を入力した瞬間、テストが終了しました。
ネット試験の場合、回答が終了した瞬間に『合否』が判定するので、死に物狂いで問題を解いていた小野からすれば、
精算表がいきなり「合格」の2文字と切り替わってしまい、どう反応して良いか分からずに、しばらく放心状態でした。
ネット試験の有効な使い方としては、まずは筆記試験に向けて勉強をし、もしもそれが『不合格』となってしまった場合には、
次の試験を待つのではなく、試験の感覚が消えないうちにネット試験を受験する、
というのが、1番有効な利用方法だと言えます。
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